2025年8月 無限忌

茶道裏千家淡交会サンフランシスコ協会無限忌茶会

裏千家淡交会サンフランシスコ協会は、年次行事である無限忌追悼茶会を、8月10日(日)にサンフランシスコ日本町の北加日系会館観桑庵に於いて開催いたしました。この無限忌は、裏千家14代家元千淡々斎宗匠(無限斎)を偲ぶものでした。

茶会はプシッチ宗代とその社中によって催され、三席にわたって計70名の参加者にお茶が点てられ、振る舞われました。

第一席は午前10時30分より開始され、亭主を坂上宗清が務め、半東はプシッチ宗代が担当しました。正客には在サンフランシスコ日本国の大隅洋総領事、次客に大隅総領事夫人、三客にティスコニア宗橋が迎えられました。第一席は三名のご来賓による花寄せから始まりました。

第二席は正午より開催され、亭主はリュー長谷宗幸、半東は再びプシッチ宗代が務めました。正客は萩原宗仁、次客は浦元宗久、三客は岩尾宗美でした。

第三席は午後1時より、亭主は星野美智代、半東は引き続きプシッチ宗代にて行われました。正客にはブレビッグ宗恵、次客は山田宗智、三客は城守宗能が迎えられました。

参列者は皆、淡々斎宗匠の生涯と裏千家への多大な貢献に思いを馳せながら、心に残るひとときを過ごしました。

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